今回は ナッツRV クレア 5.3X ハイパーエボリューション の居住性と快適化 (*´▽`*)
現在、リアルタイムで「ジャパン キャンピングカー ショウ 2023 」が幕張メッセで開催中!
会場へ行くと現物を見る事が出来ますよね、んじゃぁ実際に使ってみるとどうなのよ?ってところに突っ込んで行きましょうか (*^ω^*)
室内レイアウト
クレア 5.3X は対面対座シートに常設リヤダブルベット、2口コンロ付シンクとマルチルームのレイアウト
もちろんクレア全車共通の広く高さに余裕のあるバンクベットも付いてます、ウチはタンス用収納BOXを設置して荷物置場となってますがw
見た感じは広く使いやすいダイニングのシートレイアウト
キャンピングカーではこの場所とベットで過ごす時間が多いので居住性のキモになります
対面対座シートはイイですよ〜 (*^ω^*)
食事したりとか、何処に向かうかを打ち合わせしたりなどお互いを正面から見られるので気持ち良いです
お子様が居られるご家族の場合はカードゲームとかも出来ますので、天候の悪い時にも楽しく過ごせるスペースになりますね
セカンドシートには 2点式シートベルト、サードシートには 3点式シートベルトが装備されています
実際に座ってみるとセカンドシートは座面の前後が広く座り心地もイイのですが、サードシートの座面は前後が少し狭く、ゆったりと座るにはちょっと狭いかもしれません
電装の関係でサイズの振り分けが違ってるんだと思います、セカンドシートの下にびっちりとコアな機材が詰まってますから
パッと見では分からないサイズ差なんですが・・・ここは是非、実車に入って座ってみて下さい
クレアは絶対にセカンドシートの方がイイですから
ダイニングテーブルは 4人以上のご家族ならベストなサイズだと思います
ウチは 2人なので横幅がもう少し短くても良さそうなんです、なのでいずれは少しカットしようかなぁって思ってます
カットすると通路の動線が快適になりそうなんです!
通路を歩く時、テーブルの側面が出っ張っているのでしょっちゅう足に当たるんですよw
でもいつカットするんだろう・・・さて?
この対面対座タイプのレイアウトは多くのキャンピングカーに採用されてますが、車種によってサイズも座った感覚も全然違いますので要チェックポイントだと思います
キャンピングカーのレイアウトって、どこのビルダーもミリ単位で考えながら造ってるんですよ!
どこかに余裕を持たせると、違うどこかにシワ寄せがきてその場所が狭くなるw
それを解決するには バスコン って事になるんですが・・・デカい ( ゚Д゚)
キャブコンはおおよそ 4.9m ~ 5.6m くらいの全長です、もちろん 5.6m の方が室内にも余裕が生まれますが駐車スペースがキツくなってきます
ハイエースのスーパーロングボディをコインパーキングに停めると前方のラインを少しオーバーします
コインパーキングの規格は全長 5m までの車両になってる様です
ハイエース スーパーロングの全長は 5.38m
この辺りが何処でも停めれる長さの限界なんだと思います
ただしキャブコンは高さの関係で大型車扱いにされる事もキャブコンあるあるです
ナッツRV クレア 5.3X は 5.3m の全長だと思いきや、実は全長 5.19m なんですよね( フェイスパネル非装着時 )
何故に 5.3 表記なんでしょうねぇ・・・さて?
なので想像されてるより乗りやすく、駐車場にも停めやすいと思います
リヤ常設ダブルベット
でも実際は幅 1200mm のセミダブルサイズです
しかもマルチルームの関係で足元が少し狭くなっていますw
正直に言って広いか狭いか? と聞かれれば「狭いです!」のひと言、ただ眠れないほど狭いのかと聞かれると問題無く眠れます
仲のよろしくないご夫婦にはちょっと厳しいかも (;^ω^)
「もう! アンタ! 近寄らんといて! 腕当たってるやんか!」って事になりかねませんからねぇw
クレアのベットマットはクッション性が良く、ベースにもウッドスプリングを採用してますので家庭のベットと変わらな良い寝心地で快適な睡眠ができます
多分、この寝心地はキャブコンの中でも最高クラスじゃないのかなぁ?
ウチはニトリのマットをプラスしてますが、ここは好みの問題ってことでw
頭部と側面に窓があり、網戸にすれば真夏以外は結構涼しい風が通るしマックスファンを軽く回せばさらに涼しくなります
2口 コンロ付 シンク
ワタシはあまり使わないのでなんの感想も無いのですが れいママ は 5.0X の時と比べて広くなり使いやすいと言ってました
わざわざカセットコンロを出してこなくてもビルトインのコンロを使えるのは便利です
でもIHの方が使いよいかもしれませんね、車内でフライパンを振る様な料理をすることも少ないでしょうし
ただ水栓の蛇口が上下にしか動かず、左右に首振りも出来ないので使い難いところもあります
ナッツRVになんとかならんの?と聞いたことがあるんですが、クレソンのような耐熱ガラス天板無しタイプなら蛇口も動かせますとの事
・・・耐熱ガラス天板はいるでしょ!
扉横のボードをおろせばカウンター幅もかなり広くなりますので、本格的な料理も可能なんだと思います
ウチは車内で本格的な料理をした事が無いので分かりませんけどw
旅って休日の楽しみでもあるので夫婦共に休日と考えるとウチの場合、あれやこれやと奥様の負担を増やすよりは簡単に食べれるものとか地域の美味しいものを食べる方を選択しています
マルチルーム
これねぇ・・・ほんと意見の分かれるポイントなんですけどw
まず、マルチルームが必要か必要ないか?
そして、トイレが必要か必要ないか?
マルチルームがあるとそのスペース分が必要になる為、ベットが狭くなったりダイニングが狭くなったりします
でも、長物を収納したりトイレを設置したりするなら必要となります
トイレ・・・これが一番意見が分かれるんですよね〜
ワタシは絶対必要派です!
自分 1人なら無くてもイイかなぁって思いますが、女性が居ると絶対にあった方がイイです!
夜中に真っ暗な外を歩いてトイレに行くのも嫌だろうし、天候が悪ければもう最悪ですw
それと観光地などで女子トイレが超渋滞してたり、高速道路で事故などの渋滞にハマってしまった時などには助かります
ただしウチの場合、小のみの使用ですけど
だってあのショボショボの水量では流れるとは思えない (*゚▽゚)ノ
色々やり方はあるみたいですが・・・小以外は使いませんw
ウチはカセットトイレを新車時にオプションで付けてますが、カセットトイレは背面に水タンクがある為に座ると前後スペースがかなりキツいです
ポータブルトイレとかラップポントイレなどを設置するならもっと広く使えます
ウチもラップポントイレにしようかと思ってたんですが、「絶対にトイレ出来なくなる」と反対される方がおられましてw
室内収納棚
クレア 5.3X にはダイニング上部に 2つ、エントランス上部に 1つ、ベットの頭部と足元の上部に 2つずつ写真のタイプの収納棚が付いてます
結構なサイズなのでかなりの物が入りますが、扉の跳ね上げ量が少なく高さのある物は入りませんw
いずれアームを変更しようかと考えています
後はキッチン周りにも収納棚がありますし、シンク下にも引き出し式の収納があります
実際に使ってみると全体的にかなりの量を収納出来るので少し余るくらいですね (*^ω^*)
それにリヤベットの下には大きな収納庫があるので、クレア 5.3X に関しては収納に困る事はまぁ無いと思います
シューズボックス
2段になっているので靴はもちろん、簡単な工具とかウェットシートや懐中電灯などの車内でも車外でも使いたい物を入れてます
ナッツRV的には上段がシューズボックス、下段が収納庫と言ってますがウチは逆に使用してます
それは、上段が 2段に分かれていて 100均の小物入れがイイ感じに入るからです
下段をシューズボックスにすれば、ハイカットの靴も収納できますが家族が多いと全然足りないかもw
その場合は上段下段ともにシューズボックスになると思います
ここの外面にメインスイッチ、インバータースイッチ、FFヒータースイッチ、電気量残量計、給排水タンク残量計が配置されています
出来れば電気系のスイッチとか電気量残量計を給排水タンク残量計の位置に配置して欲しかったw
そうすれば運転席から色々とチェック出来るので便利なんですけどねぇ・・・
エントランス
新型カムロードの車体構造の関係なのか、2/3の幅くらい奥行が狭くなっています
旧型の時は端まで同じ奥行だったんですが、これは複数の靴を置くことが出来ず使い難いです
2足で限界なので 4人家族では一度に出入り出来ないのでは? と感じますw
同じ新型カムロードを使ってる他社の造りを見てみたいところですね
電装システム
ナッツRVと言えば「エボリューション システム」
新型クレアと言えば「ハイパーエボリューション システム」
ですよね〜 !
ハイパーエボリューション システム
上面に 7個並んでいる小型ブレーカーの左から 2番目なんですけど、ここに外部電源 2 って書いてるブレーカーが空いてます
多分、そこにポタ電の出力を突っ込む事が出来ると思います!
そうすればポタ電の電力を車内中の 100Vコンセントから取り出せるのでは?
っと勝手に思ってます・・・なんの保証も無い独り言ですw
後は、ふんふん コレがこうなってアレがそうなって・・・全く解りません (*゚∀゚*)
簡単に言えば、サブバッテリーへの充電が鬼速って事です!
しかも何重もの安全対策を施し安全と安心を高めたシステムだって事ですね (*^ω^*)
先日の旅で夕方に車中泊地に停車して、朝出発するまでの間で約 200Ah を使用しました
「冬場なのにどんだけ使っとんねんw」ってのは置いといてw
朝出発して 2時間も走れば、サブバッテリーはもう満タンです
これはスゴイ事ですよ!
RVパークも利用しましたが、外部充電は一切使用しませんでした ってか必要無かったですw
後は夏場にエアコンを使用した場合どうなるかですよね、朝出発前に 50Ah でも残っていてくれればイイんですけど
サブバッテリー
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 400Ah
これの容量が 600Ah くらいあれば最高なんですけど・・・
リチウムイオンバッテリーの中でも安定度が高く、自己発火もしないと言われているタイプです
ただ安全性は高いが、大きさに対しての容量が少ない = 密度が低いってことですね
でも鉛のディープサイクルバッテリーよりは、はるかに小型軽量になっています
このスペースを使って生セルを組めば 600Ah超は問題無く出来そうなんですけど
しかし最近、キャンピングカーのサブバッテリーから出火してキャブコンが全焼した事があったばかりなので無理はしちゃダメだなって・・・ (*´Д`*)
快適化
新型クレアに乗り換えてから感じたのですが、あまり触るところが無いんですよね
なのでそんなに多くは触ってませんw
今回最大の快適化は「サイバーナビ」と「スマートテレビ」でしょうか?
これは半端なく便利でした!
車内が Wi-Fi フリーになるわ、YouTube も観放題になるわ、その他にもご自宅で契約されてるネットTVが好きなだけ好きな時に観ることが出来るわって (*´▽`*)
多分「スマートテレビ」でなくても「アマゾン ファイヤースティック」などを繋げば同じ様に観ることが出来る?(全然詳しく無いのでごめんなさいw)
たまに電波の弱いところで切れたり、スピードの低下があったりはしましたがそれくらいは仕方なしと (^▽^;)
以前の記事でも言いましたが「これはマジでオススメします!」
これから新車でキャンピングカーを購入されるのなら絶対入れるべきですよ
中古車でも入れる意味あると思います (*^▽^*)
だって今は情報の時代、スマホやパソコンなどを持って出かけるのが普通ですから通信手段としては最高だと思います
楽天で購入したフレックスカーテンレールを取り付け、れいママ がミシンを走らせて作ってくれたカーテン
3m近い幅になるので既製品では中々見つけられませんでした
遮光カーテンは朝の光が感じられないから嫌だって事で遮光ではありません
それと遮光カーテンは分厚くて収納時にも邪魔になるんですよ
収納した状態
割とスッキリと収める事が出来ました (ᵔᴥᵔ)
ダイニングの窓はミラーレースの生地を れいママ が再びミシンでダダダァーって
キッチンのレースカーテンと、エントランスの虫の侵入防止用のレース暖簾は突っ張り棒を使ってぶらさげています
軽い樹脂製のミラーを貼り付け、エアコンやテレビのリモコンとティッシュなどが入るタペストリーみたいなのを吊るしました
リヤベットと壁の隙間から冷気が上がってきて寒いとの事なので、ホームセンターで販売されてた断熱材を隙間に差し込みました
簡単ですが結構効果があったみたいです
リヤ収納庫の照明
オートバックスで購入した電池式LEDライトですが・・・暗いw
カメラの自動補正で明るく見えますがかなり暗いです
元々、収納庫には照明が付いてるのですが後角にある為、遠くて手が届きませんし荷物が多い時は室内からはそこまで行けませんw
そこでブロ友の タチコマンさん から教えてもらった人感センサー付の充電式LED照明を購入しました
金属性プレートを両面テープで取り付ければ、本体はマグネットで引っ付く様です
超簡単に取り付け完了 (^。^)
ビックリする明るさ!
人感センサー付なので自動で点灯消灯、しかもUSBで充電出来る手軽さ
こりゃ良い物を教えてもらいました (*^ω^*)
収納庫が明るくなったので、収納庫内の快適化箇所もバッチリとキレイに写せました
イレクターパイプで作った棚
クレアのリヤ収納庫は高さがあるので棚を作れば簡単に収納量が増えます
追加したポータブル冷凍冷蔵庫
標準装備の冷凍冷蔵庫では冷凍庫の容量が少なく、れいチンのご飯とか冷凍食品などを持って行ける量が制限されていました
でもポータブル冷凍冷蔵庫で問題が解決!
しかも、お土産で冷凍品なども沢山買って帰れるという利用価値が大きい快適化でした
もしかするとコイツが結構電気を食ってるのかもw
でも超便利なんですよねぇ (^_^;)
キャンピングカーって使ってみないと実際の使い勝手が中々判りません、家族構成によっても変わりますし、ウチの様にワンコが一緒だとカートやバック、ご飯など専用の部材を多く積む必要があります
特にウチは れいチン 優先なので、車体の断熱、ワンコがリラックス出来るスペース、お留守番時のエアコンとそれを余裕で使用できる電源量が絶対条件でした
なので ナッツRV クレア ハイパーエボリューション 一択だったんですが、最近は各ビルダーさんも様々に工夫を凝らしリチウムイオンバッテリー搭載車も一般的な感じですので選択の幅がかなり広くなったのでは?
今回の「ジャパン キャンピングカー ショウ 2023」はリチウムイオンバッテリー搭載車も多数出展される様ですし、「デュカト」ベースのバンコンも競い合ってるとの事
面白そうですね~ (*´▽`*)
さぁ、実車を見て触ってお気に入りのキャンピングカーに巡り会えるとイイですね~
ああ〜 見に行きたいなぁ・・・でも幕張メッセは遠いっス (ToT)
でわでわ〜 👋